ビザと移民弁護士
ビザの種類
ESTA (ビザ免除プログラム)
F1ビザ (学生ビザ)
J1 ビザ (交流訪問者ビザ)
B1ビザ (商用ビザ)
E2ビザ (投資家ビザ)
L1ビザ (駐在員ビザ)
Oビザ (卓越能力者ビザ)
移民弁護士の選び方
おすすめの移民弁護士事務所
Minami Tamaki LLP:
API Law Office:
immigrate.LA:
ESTA (ビザ免除プログラム)
- ビザ申請のプロセスを必要とせず、その代わり、オンラインでESTAへの申請が必要。
- 最大3カ月間の滞在が可能で、3カ月間滞在は1年で2回まで使える。
- 初めての場合は1-3カ月間の滞在を目的として、ESTAの利用がおすすめ。
- ESTAで入国して働くのは違法。
- 長期滞在を繰り返したり、短期でも出入りが激しければ、入国審査の時に別室行き。
F1ビザ (学生ビザ)
- 語学学校などに通うのに必要なビザ取得。
- 授業に出席し学校に在籍し続けるかぎり米国に滞在できる。
- ただし、学生ビザで長期滞在すると、ビザ更新時に働いていたことを疑われる可能性がある。
- 大学のエクステンション・プログラム等で1年間のOPT (就労許可証) が得られる方法もある。
- メリット: 費用が安い。ビザ取得が容易。
- デメリット: 拘束時間が長い。英語力が伸びる保証はない。
- メリット: インターンが可能だったり、1年間のOPTが得られるものもある。
- デメリット: 拘束時間が長い。入学試験がある。費用が高い。
- F1ビザだけで働くのは違法。
J1 ビザ (交流訪問者ビザ)
- アメリカで人材、知識、技術の交流を促進するためのビザ。
- インターン、または研修生(大学卒業後12ヶ月以上経過し職歴がある者)としてアメリカの会社で実務経験を体験できるビザ。
- インターンは最大12ヶ月、研修生は最大18ヶ月アメリカに滞在が可能。
- J−1ビザの研修後、F−1ビザにアメリカ国内で変更し、滞在を伸ばす事が可能。 (Change of Status:F−1からJ−1へのChange of Statusは不可)
- 無給、有給のポジションがあり、研修業種、雇用主によっては給与が支払われる。
- アメリカ入国後すぐに社会保障番号(Social Security Number)を申請、取得出来る。
- 同行家族はJ−2ビザを申請、アメリカ入国後就労許可を申請し就労が可能。
- プログラムに参加するためにはアメリカ国外の大学の単位(30単位程度)もしくは大学卒業証明が必要。 (高卒者の場合、3−5年程度の就労経験があれば参加可能)
- インターン、研修先を自分で確保、必要書類を準備する必要がある。
- アメリカで就労可能なレベルの英語力が求められる。
B1ビザ (商用ビザ)
- 日本の米国大使館での面接が必要。取得まで大体数週間かかる。
- 申請は比較的難しいものではないが、最近は拒絶される事例もある。
- 最大で半年間滞在でき、原則一回の目的で一度の渡航。
- 英語がある程度できる人であれば、自分で申請することも可能で、費用はほぼ掛からない。
- 英語が苦手であれば、移民弁護士に依頼すれば取得可能。
- B1ビザで米国で働くのは違法。
- ESTA同様、何度も使うと入国が困難に。
E2ビザ (投資家ビザ)
- 準備期間を入れると、最短でも取得まで半年間以上かかる。
- 移民弁護士への依頼が必要で、厚さ5cm~10cmくらいになる書類作成が必要となる。
- 米国法人を設立後、ビザ申請時点で$150K以上の設備投資等、$100K以上の口座残高が目安とされる。
- E2は最大5年間に滞在できて、その後も更新が可能らしい。
- 日本人が米国でスタートアップをする場合に最も一般的なビザ。
- 設立した米国法人の日本人株主比率を51%以上を維持することが必要。
- 米国にオフィスが必要。
- スタートアップが、$100kの設備投資等をするのは結構大変な場合もある。
- その他、様々な細かい条件があるので、具体的な内容は移民弁護士に要確認。
L1ビザ (駐在員ビザ)
- 日本に法人がある企業が、主に、米国に人材を送るときに利用されるビザ。
- 日本の法人が一定規模あったり、設立から数年以上経っているなどの条件がある。
- グリーンカードと比較的近いビザとされる。
- ビザの申請には、弁護士への依頼が必要。
Oビザ (卓越能力者ビザ)
- オリンピック選手などの特別な才能や実績がある人が申請できるビザ。
- 膨大な書類が必要で、Oビザが得意な弁護士に依頼することが必要になる。
- 最近はOビザ取得に関するテクニックなども 公開 されている。
移民弁護士の選び方
- 日本語が話せるかどうかだけで選択をしてはいけない。
- 日本人以外も多く顧客に抱えていて、実績のある弁護士事務所がおすすめ。
- 信頼できる人からの紹介が良い。その際、その人がその事務所で実際にビザを取得したかを確認すること。
- ビザの申請費用が異常に安い場合は避けること。米国は、価格と価値が比例していることが多い。
- ビザは取り返しのつかない事態も発生するので、違和感を感じたら、すぐに弁護士事務所を変えること。
おすすめの移民弁護士事務所
Minami Tamaki LLP:
- スタートアップ向けのノウハウを蓄積している。
- ドキュメントの量と内容、面接準備などのケアもしっかりしている。
- E2ビザ担当のSuhi Koizumiによって、私も実際にE2を取得している。
API Law Office:
- 代表のYan Li氏は日本語での対応が可能。
- 事業会社や起業家へのビザサポートに特化。
- 迅速で責任感のある対応をしてくれる。
immigrate.LA:
- 代表のGenie Doi氏は日本語での対応が可能。
- 英語、日本語、韓国語、スペイン語の4か国語で対応が可能。